【1分で探せる！】大手個人輸入サイトの発毛剤を一気に価格比較

定期的にかかる薬代の負担を減らす有効な手段として個人輸入があることは知っているけど、実際にどこで買うのが一番安いのかが気になりますよね。

筆者も発毛剤の定期購入ユーザーですが、初めの数回は複数サイトを比較してから買っていましたが、あれこれ調べるのが面倒でいつの間にかいつも買っているサイトで何も考えずに購入しています。

あれこれ、とは具体的に言うと「どこのサイトが信用できるのか」と「どこのサイトが一番安いのか」です。

筆者が思うに、個人輸入代行サイトは処方薬やジェネリックが安く買えることがメリットである一方、信用できるか、安いかなど正確な情報を調べるのが面倒というデメリットがあります。

本記事では、信用できる個人輸入代行サイトはどこかを検証し、主要な発毛剤の品揃えや価格比較を一覧にして分かりやすく伝えていきます。

最後までお読みいただけば、あなたの常用薬をどのサイトで購入すべきか簡単に理解できます。

1 【たったの2択】信用できる個人輸入サイトは？
- 1.1 オオサカ堂とアイドラッグストアを使い分けるポイント
2 【徹底比較】発毛剤の価格比較
3 【安さだけじゃダメ】個人輸入は量に注意
- 3.1 【使い切れない？！】個人輸入の使用期限
- 3.2 【荷物が税関で止まる？！】税関保留中
4 まとめ

【たったの2択】信用できる個人輸入サイトは？

結論からいうと、信用できる個人輸入サイトは「オオサカ堂」と「アイドラッグストア」の2つだけです。

なぜそう言えるのか？根拠は2つのサイトの運営年数です。オオサカ堂、アイドラッグストアともに、サイト開設から20年以上が経っています。日本は海外に比べて医薬品の入手を強く規制しており、法令違反をしているサイトは簡単に閉鎖させられてしまうため、長く続かないのです。その規制の中で20年以上運営を継続できていることが、信用できるサイトであることを証明しています。

では、2つのサイトはどう違って、どちらを選べばいいのか？を説明していきます。

オオサカ堂とアイドラッグストアを使い分けるポイント

オオサカ堂とアイドラッグストアはどちらとも信用できる個人輸入代行サイトではありますが、細かく見ると違いがあります。両者を比較し、違いを把握した上であなたの事情や用途にあったサイトを利用されることをオススメします。

ここでは、用途別にどちらのサイトを利用すべきなのかを簡単にまとめて説明していきますが、詳しくは過去の記事にまとめてあるため、そちらをお読みください。

日本の会社が運営しているのは「アイドラッグストア」
クレジットカード支払いができるのは「アイドラッグストア」
郵便局留で受け取れるのは「オオサカ堂」
VIP会員制度でポイントがお得なのは「オオサカ堂」

参照元：【初心者向け】アイドラッグストアーで発毛剤を買うべき2つのポイント
　　　　【徹底比較】個人輸入でオオサカ堂を選ぶべきたった2つの理由

ここまで、「信用できるサイトはどこか」についての説明をしてきました。次章では「どこのサイトが一番安いのか」について説明していきます。

【徹底比較】発毛剤の価格比較

ここからは、オオサカ堂とアイドラッグストアのサイト内で同じ名前・成分の発毛剤がいくらで売られているのか調査した結果をお伝えしていきます。

あなたが現在購入している、購入を検討している薬をどのサイトで購入すればいいのか、一覧でわかるようにまとめてありますが、特定の薬について知りたい場合はサイト内検索（windowsであれば「ctlキー」+「F」、Macであれば「commandキー」+「F」）ですぐに調べることもできます。

フィナステリド系の価格比較

まずは発毛剤の王道、フィナステリド系の調査結果です。あなたが病院で「プロペシアを処方されている場合」はこの中からよりお得な薬を選ぶことができます。フィナステリド系は発毛剤の中で最も種類が多く、内容量も違うため、どれがお得なのかわかりにくいですよね。そのため一覧表には1錠あたりの価格を算出し、統一した基準で判断できるようにしています。

	オオサカ堂			アイドラッグストア
	価格	内容量	1錠あたり	価格	内容量	1錠あたり
プロペシア（USA）	¥5,405	100錠	¥54	¥5,380	100錠	¥54
プロペシア（AU）	¥4,485	100錠	¥45	¥4,680	100錠	¥47
フィナロイド	¥2,875	100錠	¥29	¥2,860	100錠	¥29
フィンペシア	¥3,024	100錠	¥30	¥2,780	100錠	¥28
エフペシア	¥2,967	100錠	¥30	¥2,680	100錠	¥27
フィンカー	¥4,174	100錠	¥42	¥1,820	30錠	¥60
フィナロ	¥2,415	100錠	¥24	¥2,280	100錠	¥23
フィナバルド	¥2,967	100錠	¥30	¥2,290	100錠	¥23
フィライド	¥3,139	30錠	¥104	取り扱いなし
ハリフィン	¥2,794	30錠	¥93	取り扱いなし
レジェン	取り扱いなし			¥6,850	1本	¥6,850

いかがですか？大手の2サイトでも薬によって価格がだいぶ違ってきます。また、どちらの方が安いかも薬によって違うため、しっかりと確かめた上で購入することをオススメします。フィナステリド系の薬は比較的アイドラッグストアの方が安いケースが多いようです。

デュタステリド系の価格比較

次にデュタステリド系です。あなたが病院で「ザガーロを処方されている場合」はより費用を抑えることができます。

	オオサカ堂			アイドラッグストア
	価格	内容量	1錠あたり	価格	内容量	1錠あたり
アボダート	¥3,476	30錠	¥116	¥3,580	30錠	¥119
ベルトリド	¥5,046	100錠	¥50	¥4,980	100錠	¥50
デュタス	¥13,463	300錠	¥44	¥2,580	30錠	¥86
デュタボルブ	¥2,090	30錠	¥69	¥2,010	30錠	¥67
デュプロスト	¥5,543	100錠	¥55	¥5,750	100錠	¥58
デュタプロス	¥2,803	30錠	¥93	¥3,160	30錠	¥105

デュタステリド系は種類こそフィナステリド系より少ないものの、1錠あたりの価格がフィナステリド系よりも高いものが多く、また最も高価なものでは100円を超えてしまうものもあるため、慎重に選ぶことをオススメします。デュタステリド系はオオサカ堂の方が安いケースが多いようです。

ミノキシジル系の価格比較

最後にミノキシジル系の比較です。

	オオサカ堂			アイドラッグストア
	価格	内容量	1錠あたり	価格	内容量	1錠あたり
ミノキシジルタブレット	¥3,029	100錠	¥30	¥2,980	100錠	¥30
ロニテン	取り扱いなし			取り扱いなし
ロニタブ	取り扱いなし			¥14,600	100錠	¥146

ミノキシジル系は種類がもっとも少なく、さらに大手2サイトでも取り扱いがないために選択肢がそこまでありません。また、2サイトでの価格差も調査時点でわずか46円と、ほぼ同じ価格であるため、あなたがミノキシジルを購入する場合、価格面以外の理由でどちらのサイトで購入するかを決める必要があります。

【安さだけじゃダメ】個人輸入は量に注意

ここまで、主要な発毛剤の価格を比較してきました。あなたはもうお気づきかもしれませんが、個人輸入サイトでは注文量が増えるほど価格が安くなります。価格だけを重視して買うと、できるだけ量を多く買うことが正解か？と思いがちですがそれは間違いです。

理由は、「使用期限」と「税関」です。

では、それぞれについて詳しく説明します。

【使い切れない？！】個人輸入の使用期限

Yahoo!知恵袋にこのような投稿がありました。

ivanka_2017さん

商品到着の際、中身が使用期限１カ月内であれば新しいものと交換可能とあるのですが、（中略）多めに医薬品（薬）を10個注文した所、半年で切れるものが10個も届いてしまいました。（中略）薬で1ヶ月に1箱しか健康上使用できないため、今月から飲み始めてもどうしても消化できない（以下略）

参照元：Yahoo!知恵袋の投稿より

筆者も使用期限が残り半年で切れる商品が届いた経験があるため、ivanka_2017さんの投稿内容に嘘はないと思います。では、なぜそんなことが起こるのか？

そもそも、個人輸入代行サイトの役割は、「あなたと海外の業者を仲介すること」であり、商品を仕入れたりユーザーに商品を発送することは法律上できません。

厚生労働省のホームページにも、以下のように違反行為として取り締まりの方針を明らかにしています。

輸入代行業者の行う違反事例等の態様

輸入代行業と称している場合であっても、外国の業者から医薬品を輸入し、顧客に販売する行為を行うなど実態として輸入行為を行っている場合は輸入販売業の許可の取得が必要であるので、必要な指導取締り等適切な措置を行われたい。なお、現在までに輸入代行業と称するもののうち、その事業の形態により薬事法違反行為と考えられるものについて以下のとおり類型化したので、取締り等に当たり参考とされたい。

つまり、個人輸入代行サイトは、ただの仲介役であってAmazonのようなECサイトではないのです。Amazonと違って在庫を手元に置いているわけではないので、使用期限の管理を直接行うことができません。

一方で海外の販売事業者はというと、日本ほど品質管理が徹底されていないため、使用期限が近かろうと、販売時点で切れていなければ送ってしまう業者が多くいます。また、生産量が少なかったり生産終了の商品であれば、品薄から小売店からの返品分が送られてくるケースもあるため、消費期限が短いのです。

このように、個人輸入での薬の購入は使用期限のコントロールが難しいため、いくらお得であっても一度の注文は1ヶ月～2ヶ月以内で消費できる量にしておくことをオススメします。

【荷物が税関で止まる？！】税関保留中

ごく稀に、個人輸入の薬が税関で止まってしまうことがあります。これは、「税関保留中」という措置で、簡単にいうと「税関で適正な荷物かどうかを調べている最中」ということになります。こうなってしまうと、注文した薬は手に入らないものとして諦める必要があります。

そもそもなぜ、税関保留中になってしまうのか。

厚生労働省のホームページにもありますが、薬の個人輸入では「他人への販売や譲渡を厳しく禁止」しています。そのため、一度に輸入できる数量も明確に決まっているのです。

外用剤(毒薬、劇薬及び処方せん薬を除く。):　標準サイズで1品目24個以内
外用剤・・軟膏などの外皮用薬、点眼薬など
処方せん薬・・有効で安全な使用を図るため、医師による処方が必要とされる医薬品
毒薬、劇薬又は処方せん薬:　用法用量からみて1ヶ月分以内
上記以外の医薬品・医薬部外品:　用法用量からみて2ヶ月分以内

あなたが輸入するような発毛剤は3つ目に該当しますので、2ヶ月分以内までしか買えないことになります。税関では、「本当に2ヶ月分以内の数量なのか？」をチェックしているため、すぐに判断できないケースでは、税関保留中として預かってしまうのです。

この場合、引き取りには薬監証明という手続きが必要なのですが、素人が進めるのはまず不可能です。そのため、筆者としては「2ヶ月以上の数量を注文しない」ことと「万が一税関保留中になったら諦める」ことをオススメします。