【育毛マニア監修！】30代筆者が実際に体験した人気育毛薬の全てを公開！

脱毛や薄毛の悩みは、他の身体的な悩みとはちょっとレベル感が違いますよね。

かくいう筆者も、20代後半から脱毛が始まりました。

仕事で外回りをする機会も多いのですが、客先でお辞儀をすることがとてもストレスに感じること、あなたにもありますよね。

薄毛のせいで毎日悶々としていた時、高校時代の友人であるイシカワくんと再開する機会があったため相談に乗ってもらいました。

ちなみにイシカワくんは医療関係の仕事をしることもあり、業界知識を豊富に持っています。

どれくらいかというと、薬の種類や治療方法についての論文を休日にスタバでコーヒーを飲みながら読んでしまうほどの業界マニアで、業界知識については右に出る人がいないほど詳しい人です。

本記事は、そんなイシカワくんから筆者が受けたアドバイスをベースに、「育毛薬とは？」から始まり、代表的な育毛薬の「作用と副作用」の説明をまとめてあります。

そして、筆者が実際に薬を購入し、使用した体験を通して、発毛剤の「ザガーロをお勧めする」という結論に至るまでの過程を文章にしています。

始めに申し上げておくと、あなたは今、手っ取り早く育毛薬のランキングを知りたいと思っているかもしれませんが、それはオススメしません。

なぜなら、育毛薬にも様々な種類があり、効果の有無や強弱、人によって合う合わないがあるため、他サイトで掲載されているランキングを安易に信じてはいけません。

しっかりと情報を理解し、あなた自身が選択することが大切です。

本文について、筆者自身は専門家ではないので、分かりにくい言葉や表現があるかもしれませんが、これを読んだあなたが、半年以内に発毛を実感できるようになるため、最後まで読んでいただくことをお勧めします

文章が長すぎたり、分かりにくい場合は、最後の章に「まとめ」を記載しますのでそちらだけ読んでいただいても要点をつかめるようにします。

【基礎知識】育毛薬とは？

まず始めに、筆者の髪の悩みについて一通り説明すると、イシカワくんから、「育毛薬で治る」とアドバイスをもらいました。

私を含む世の中の薄毛男性にあまり理解されていませんが、育毛薬には「発毛剤」と「育毛剤」があるようで、それぞれ全然違うようです。

以下にイシカワくんがしてくれた説明を簡単にまとめてみました。

 

	薬の種類※1	目的	副作用
発毛剤	医薬品	毛のないところから生やす	あるので注意が必要
育毛剤	医薬部外品	今ある毛の成長を促す	ほぼない

※1　出典元：武田薬品のHPより

これを見ると、筆者に必要なのは発毛剤のようです。

なぜなら、筆者のおでこはアルファベットのMによく似た生え際をしていて、すでに髪の毛がない状態だからです。

筆者の状況を理解してくれたイシカワくんはその後、発毛剤に絞って筆者に話をしてくれました。

【抑えておきたい】薄毛は治療が必要な病気

前章で筆者に薄毛改善には発毛剤が適しているということが理解できましたが、発毛剤という言葉に少し驚きました。

医薬品ということは、この薄毛は病気なのか？

予感は的中し、筆者のストレスになっていた薄毛は、AGAというれっきとした病気ということがわかりました。

AGAは男性ホルモンが引き起こす、男性特有の病気のようです。

AGAについてはMSD社※1のホームページがもっとも正確で信用できるようなので、内容を引用して説明します。

※1 MSD社とは、AGA治療の認可薬でもある「プロペシア」を製造している会社です

※プロペシアについては、過去の記事でも紹介していますので、詳しくはそちらもお読みください　

ただ、この後に出てくる「発毛剤の作用」に関係するので、AGAの原因については、少しだけ触れておきます。

AGA（エージーエー）の脱毛部にはDHT（ジヒドロテストステロン）が高濃度にみられ、これがヘアサイクルの成長期を短くする原因物質と考えられています。

成長期が短くなることにより、髪の毛が長く太く成長する前に抜けてしまいます。

十分に育たない、細く短い髪の毛が多くなると全体としてうす毛が目立つようになります。

DHTは5α-還元酵素という酵素によってテストステロンからつくられます。

出典元：MSD社　AGA-newsより 

                                    　　　　　　　　　       

難しい言葉が多く登場しているのでシンプルにすると、

「5α-還元酵素」という酵素が悪さをして「DHT」という原因物質を作っている

とだけ覚えていただければ問題ありません。

【しっかり把握を！】発毛剤の作用と副作用

イシカワくんによれば、発毛剤には【塗る】タイプと、【飲む】タイプがあり、【飲む】タイプのほうが効き目が強いそうです。

【塗る】タイプだと、CMでお馴染みのリアップシリーズが有名ですが、これには「ミノキシジル」という成分が使われています。

参照元：大正製薬　リアップ製品情報より

※ミノキシジルについては、過去の記事でも紹介していますので、詳しくはそちらもお読みください　

海外では、この「ミノキシジル」の内服薬である「ロニテン」という薬が売られているのですが、副作用が強いため、日本では認可されていません。

日本で認可されている【飲む】発毛剤はたったの２種類しかありません。

そして、この２種類は両方とも処方薬といって、医療機関の診察を受けた上で処方されないと手に入らない薬のため、入手方法は基本的には医療機関に行くか、自己責任にはなりますが個人輸入という方法しかありません。

ここでは、その２種類の効果や副作用、注意点をご紹介します。

【発毛剤その①）プロペシア（成分：フィナステリド）

日本で初めて認可されたAGA治療薬。

アメリカで開発されたフィナステリドというお薬の成分を使って、日本のMSD社（旧万有製薬）がプロペシアという名前で商品化したものです。

プロペシアのジェネリック薬品としては、フィナステリド錠 1mg「ファイザー」、「サワイ」、「トーワ」、「クラシエ」、「SN」、「武田テバ」が販売されています。

また、個人輸入にはなりますが、海外では「フィナロイド」、「フィンペシア」、「エフペシア」、「フィンカー」、「フィナロ」、「フィナバルド」、「フィライド」、「ハリフィン」、「レジェン」などがあります。

プロペシアの効果

効果の説明は少し難しい言葉が出てきてしまいますが、大まかに読んでいただければ問題ありません。

詳しい説明はMSD社のホームページに任せるとして、ここではできるだけ要約してお伝えしたいと思います。

まずはMSD社のホームページにある説明がこちらです

要するに、薄毛の原因物質を作る、「5α-還元酵素」の働きを抑えてくれる成分、ということです。

あなたにもう少し余裕がある場合は、薄毛の原因になる「5α-還元酵素」にはⅠ型とⅡ型があって、プロペシアが作用するのはⅡ型であることを覚えておいてください（この後ザガーロの章で大切なポイントになります）

そして、気になる効果の程度ですが、さすが処方薬だけあって効果は非常に強い薬となります。

イシカワくんは繰り返し、「効果が高い薬ほど、良い面（作用）と同じだけ悪い面（副作用）がある」と筆者に念を押してくれたため、続いて副作用と注意点について記載したいと思います。

内容が非常いデリケートではありますが、とても大切なことなので、最後までお読みください。

プロペシアの副作用

おそらくあなたが最も気にしているであろう、副作用についてご説明します。

製造元であるMSD社の説明では、

リビドー減退という言葉が聞きなれないと思いますが、簡単に言うと「性欲がなくなっていくこと」を意味します。

つまり、性欲がなくなり、勃起しなくなることが副作用、という理解で合っています。

筆者はこれを聞いた時、とても不安な気持ちに一瞬陥ってしまいました。（これについては体験談で後述します）

髪の毛と引き換えに性欲を失うとは、なんと強力な薬でしょう。

その他にも注意点があるようなので、こちらにも触れておきます。

プロペシアの注意点

プロペシアの取り扱いでもっとも注意すべき点は、女性への使用をしてはいけないことのよ上江州。

以下がイシカワくんが教えてくれた取扱上の注意点です。（かなり強く念をおされました）

特に「服用しなくても、接触だけで吸収されてしまう」という点には注意してください！

【発毛剤その②）ザガーロ（成分：デュタステリド）

日本で2番目に認可されたAGA治療薬。

イギリスのグラクソ・スミスクライン社で開発されたというお薬の成分を使って、同社が日本でザガーロという名前で商品化したものです。

日本では認可から間もないため、ジェネリック薬品は存在しません。

個人輸入する場合は、主成分であるデュタステリドの薬に、「アボダート」、「ベルトリド」、「デュタス」、「デュタボルブ」、「デュプロスト」、「デュタプロス」などがあります。

ザガーロの効果

プロペシアに続き、こちらも難しい言葉での説明になりますが、基本的に同じ言葉です。

ザガーロとプロペシアの違いを先に言ってしまうと、それは「5α-還元酵素Ⅰ型」に作用するかどうか、です。

先ほど、プロペシアの効果についての記載を少し思い出してください。

これを要約すると、

プロペシア→5α-還元酵素Ⅱ型のみに作用

ザガーロ　→5α-還元酵素Ⅰ型とⅡ型両方に作用

このように、ザガーロの方が作用する範囲が広いことを覚えておいてください

念のため、メーカーのホームページの記載も紹介しておきます。

プロペシアと同等以上の効果が見込めるザガーロですが、副作用や注意点はどうなのでしょうか。

ここでご説明しておきます。

ザガーロの副作用

プロペシアと同様に、ザガーロにも似たような内容の副作用があります。

以下、メーカーであるグラクソ・スミスクライン社の説明です。

表記に若干の違いはありますが、やはり「性欲の減退」や「勃起不全」はあります。

しかも、プロペシアの説明にはなかった内容として、「肝機能障害」があるとか、怖いですね。

ご存知の通り、肝臓は沈黙の臓器とも呼ばれ、少々の障害では自覚症状が出ずらく、病気になった場合、発見が遅れたり手遅れになるケースが多いのです

出典元：株式会社ミノファーゲン製薬ホームページより

イシカワくんによれば、この「肝機能障害」という副作用は、成分が似ているプロペシアでも起こす可能性があるとのことでした。

やはり効果が高い薬は副作用も強いので注意したいところです。

では、注意点はどうでしょうか。

ザガーロの注意点

ザガーロの注意点も、プロペシアと同様のようです。

イシカワくんが筆者に勧めてくれた２種類の薬の説明、いかがでしたか？

だいぶ長くなってしまったのと、難しい言葉が多かったので、もう一度まとめを記載します。

発毛剤の作用と副作用まとめ

だいぶ専門的な説明をたくさん詰め込んでしまって、あなたの理解が追いついていないかもしれませんが。

ただ、イシカワくんが繰り返し筆者に言ってくれた言葉（効果が高い薬ほど、良い面と同じだけ悪い面がある）にある通り、きちんと悪い面も学べたのではないでしょうか。

さて、イシカワくんから一通りの説明を受けることができたので、筆者は次の段階に進みました。

【試してみた！】筆者の使用体験談

イシカワくんの説明で大まかに理解はできたものの、実際に効果があるかわからなかったため、まずは3ヶ月試してみることにしました。

【その1】プロペシア購入

イシカワくんに聞くと、医療機関で診察・購入をすると1万円を超えるらしいのですが、筆者にはそんなお金がないため今回は個人輸入で買うことにしました。

ちなみに、購入先に選んだのは「オオサカ堂」という老舗の輸入代行サイトです。

このサイト、マニアの間では輸入代行のど定番サイトです。

選択肢は数ありますが、ここ以外ありえない、というほど信用できるとイシカワくんもお墨付き。

特に創業20年を経過している点や薬の鑑定を第三者機関に依頼して検査している点は、他サイトにはない強みのようです。

　引用元：オオサカ堂　プロペシア商品ページより

確かに安いですね。

医療機関でかかる費用の半額以下で購入できました。

【その2】プロペシア服用開始

注文から1週間程度で無事に配送され、いよいよ服用開始。

作用・副作用がわかっているとはいえ、ちょっとドキドキします。

飲み始めからの経過を簡単にまとめました。

これが、胸を張って生えたと言っていいレベルなのかは正直分かりません。

変化を感じることはできましたが、薄毛が完全に改善されたわけではないからです。

ただ当初予定していた3ヶ月を迎えたため、一旦ここで中止し、検証することにしました。

【その3】副作用の懸念

3ヶ月を終了し、確かに髪の毛が生えてきた実感が持てました。

このまま続ければ、薄毛が改善されるかもしれない期待が持てた一方で、副作用を常に気にし続ける状態でした。

筆者は幸いにも性欲の減退は障害を感じることはありませんでしたが、効果を感じるほど副作用に対しての不安はありました。

イシカワくんに相談してみたところ、副作用の発生例はかなり少ないとのことだったので、少し安心しましたが、少しでも副作用を感じたら使用を中止したほうがいいとのアドバイスを受けました。

【筆者のオススメ】発毛剤は本当に使うべき？

ここまで、イシカワくんからのヒアリングやその後の調査を元に、発毛剤の種類や作用・副作用を調べ、実際に購入して使用し、結果を振り返ってみました。

結論から申し上げますと、筆者は発毛剤をオススメします

オオサカ堂のレビューを見ても、副作用が発生していないと感じるユーザーも多く、髪の毛の悩み自体を解決するにはかなり有効な方法だと確信できるからです。

お時間に余裕があれば、オオサカ堂の実際のレビューを見てください

（お時間がなければ飛ばしていただいても大丈夫です）

今は産毛も伸びて、10代後半の自分の髪(の生え際と量)に、ほぼ戻った気がします。もし、薄毛でお悩みでしたら(病院は恥ずかしい、治療費が高い等)お勧めします!(ちなみに私は特に副作用等はありませんでした。こればかりは保障できませんが、健康体ならば大丈夫かと思います。)
参照元：オオサカ堂HPより

30歳代に突入して、仕事でもストレスを抱え、頭髪は元々フッサフサではありませんでしたが、抜け毛が多くなり、こりゃマズイなぁって思ってました。パソコンにしがみ付き育毛増毛!などを検索しまくり、プロペシアとミノキシジルタブレットに出逢いました。これと言って副作用は感じずに使用を開始して半年が経過しました。剛毛ではありませんが、自然に髪の毛が増えてます。ボリュームアップですね(笑)特に副作用として心配してた、制欲減退は何の問題もありません!
参照元：オオサカ堂HPより

数年にわたって毎日、服用しています。薬のおかげかわかりませんが、髪の量が減ることなく、逆に時期によっては、増えているような気がします。副作用も特にありませんので、いつまでも飲み続けるつもりです。
参照元：オオサカ堂HPより

数年感使っています。以前よりも髪が増えたと言われます。副作用も特に感じていません。最近では、一日おきに使っていますが特に問題ないようです。
参照元：オオサカ堂HPより

病院での処方されたものと効果が変わらず、人間ドックの検査値もなんら変らず副作用もないようです。診察のための時間も短縮出来良かったです。
参照元：オオサカ堂HPより

服用して1か月です。M字と頭頂部が薄く、4mmの坊主にしているため、初期脱毛はそれほど感じられませんでした。また、性欲減退など他の副作用もありませんでした。まだ1か月程度ですが、知人からヒゲが濃くなってきたと言われので、効果は表れているのだと思います。
参照元：オオサカ堂HPより

大切なのはあなたにとってリスク（内容も発生率も）が許容の範囲内かどうかだということです。筆者のように短期間で試してみながら継続可否の判断をすることをオススメします。

まとめ

最後になりますが、これまでの内容の要点だけをまとめて記載します。

お時間がなく、途中を飛ばした方やおさらいしたい方はこちらをご覧ください。

※個人輸入を利用する際はリスクを十分に理解した上で、あくまでも個人の責任で行ってください

※さらに詳しい情報が知りたい場合は厚生労働省のホームページ、「医薬品の個人輸入について」をお読みください。

※本記事は筆者とその友人の体験による内容です。専門的な医療の知識については、医療機関で専門家にご相談することをお勧めします。

これを読んだあなたが、半年後に薄毛の悩みから抜け出せる出口を見つけられることを信じ、引き続き様々なインタビューや体験談を通じて今後も応援していきます。

最後になりますが、長文を最後までお読みいただきありがとうございました。